Monday, June 9, 2014

Upstate New York hardcore - Ⅱ (315 HC - 6)


 
 

もともと別バンドで一緒にプレイしていたボーカルのCurtis LeporeとドラムのChris Smithを中心に、ANOTHER BREATHのSteve Portがギターで加入して、GHOST X SHIPは2009年に結成される。
THE PROMISE、BURIED ALIVE、RHINOCEROSにも通じるmosh coreは、Seventh Dagger familyの中でも需要は高そう。
 
しかしCurtisが脱退を表明し、後任としてex FOUND DEAD HANGINGのKeith Allenを迎い入れる。このFDHは、Hellfest 2002、2003に出演していたpolitical mathcoreバンドで、Keithはその主催者でもあった
 
彼が加入してリリースした"carry the flame"では、Steve Portがすでに脱退しているようだ。
新たなGHOST X SHIPは、Seventh Daggerを離れ、Inner Strength Recordsへと移籍。NO ZODIACとのスプリットの話しもある。
 
 
GHOST X SHIP - "split tape promo with NO ZODIAC"
 




前回FORFEITから派生したBLACKOUT AGEには触れたが、TRAIL OF LIESもその一つでex FORFEITのTom DamianoとBen Shaw、そしてBORN TO EXPIREのShane Woodman、Pete McGeeが在籍する90's styled new schoolバンド。
メンツからしてもハズれる訳もなく、ffo FORFEIT、BORN LOW。
 
ちなみにBTEは、Auburn出身っぽいけど音はSANTA SANGRE系。ex FORFEITのPatrick Bensonが在籍している。



 
 
 
2008年に結成、TRAIL OF LIESと対峙する存在のTHE STORMは、初期EARTH CRISISの現行系とでもいうか、トラディショナルなCabal 315 soundsを継承、モダンに走らない意味合いでも、貴重な位置付けになると思う。
VIOLENT SIDEのDan Kiesznowsky、MELTDOWNのPauly swimnらが在籍し今後の動向に注視したい。
 
 
THE STORM - "fuck this mistake"
 

VIOLENT SIDE - "the funeral home - 11-24-2012"



あとFORFEIT、UNHOLYのメンバー等から成るCURRENTってバンドがいて、Six Feet Under Recordsから7ep"peace,love"をリリースしている。
インフォだとBURNやQUICKSANDライクになっているけど、もっとモダン系のANOTHER BREATHやTHE GREAT DEVIDEに近いと思う。
 



 
Shane Durgeeがボーカルを務め、ex DARKER DAY TOMORROW、THE FUNERAL等数々のCabal 315バンドでドラムを叩いていたTony TornabeneがメンバーというRUST EMPIREは、2010年からの始動。
 
意外に情報が入ってきていないのが実情で、Vegan Recordsからデモ"tide pools"をプラスした編集盤で知った人も多いと思う。彼が積み重ねてきた極限とでもいうか、post hardcoreの域にまで達している唱法は、Shaneにしかなし得ない。
 
往年の初期サウンドというよりは、QUICKSANDに影響を受けているようにグルーヴィーでエモーショナルな展開。最近の傾向からするとこの辺のリバイバルが来そうな気がする。


RUST EMPIRE - "the loving machines"



DJ RoseのReaper Recordsから7epをリリースしたTOLERATEは、2011年の結成。
初期Revelation Recordsからのバックボーンを感じる彼らは、ETERNAL YOUTHやATTITUDEなんかを後継するold schoolサウンド。
 
 
TOLERATE - "The Funeral Home - 11-24-2012"
 


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