Thursday, April 7, 2011

German hardcore bands - 2



 
コンピ用にレコーディングした、2曲をLifeforce Recordsに送って契約へと至ったCALIBANNEVER AGAINを前身とし、ex IGNORED OUTRAGEのRobert Kramerを加え、1997年に結成された90's metalcoreバンドで、同レーベルから出した"self-titled"は、Conquer the World Records系のnew school色が濃い内容だった。

'99年に"a small boy and a grey heaven"がリリースされるが、その前にadvance tapeなるものが存在する。3曲のうち"la difficulte d'etre"は、"vent"のImperium Recordings盤のために再録されていて、ここでしか聴くことができないので間違いなく買い。

この"vent"後の2002年、ACLYSのギターDenis Schmidtが加入。彼がクリーンボーカルを担当することで、ベクトル的にも変わりだす。
それが3rdの"shadow hearts"が変化点にあたる作品で、Andy Dornerの唱法やサウンド面でもメロディーを取り入れたり、さらにmetalcore化へと加速。
比例して、彼らの取り巻く環境もRoadrunner Records、Century Mediaへと飛躍を遂げる。
 

CALIBAN - "forsaken horizon"


CALIBAN - "Caliban's revenge"




 

1997年に結成されたSELF CONQUESTは、"the last emotions…kills!"のプロモを兼ねたデモ"one's soul in patience"を、Spill The Blood Recから1999年にリリース。
結局、mcd"the last emotions…kills!"は自主リリースになってしまったが、なんとUNBROKENの"in the name of progression"をカバー収録している。
もともとmid 90's US new schoolバンドに影響を受けていたバンドで、特にCULTUREやHARVESTらの持つ要素の方が強い印象だったから意外。

そしてKerosene Recordingsと契約した頃には、Alexが加わってトリプルギター体制となり、"schatten deiner selbst"を、Beniihana Recordsへ移籍後は、"the killing fields"(w/ NARZISS、DESTINY、SHOULD HAVE KNOWN)、"the key"(w/ xMAROONx)をそれぞれリリースしている。

同世代のCALIBANやxMAROONxが大手レーベルと契約する一方で、彼らは2005年に解散を決断。そもそも"the key"以降、中心メンバーのNormenとRaykは脱退していたようだ。
 

SELF CONQUEST - "hier and jetzt"
 
 

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